引っ越しが決まったみなさん、業者選びはもうお済みですか? 引っ越し業者に依頼する場合、まずは「見積もり」をしてもらってどんな風に引っ越すのか、いくらかかるのかを決めなければなりません。
どころで、引っ越し業者への見積もり依頼はいつ頃から始めればいいのでしょうか? 3日前?1週間前? 1ヶ月前?
今回はそんな見積もりを依頼する時期についてみていきましょう。 また、合わせて見積もりを依頼するならしっておきたい情報もまとめましたので、参考にしてみてください!!
目次
1. 見積もりは1ヶ月前には済ませよう! 繁忙期の引っ越しなら1月中に依頼しておこう
引っ越しの見積もりは早くしておくに越したことありません。 一般的に、引っ越しの見積もり依頼は引っ越し希望日の1ヶ月前頃にはしておきたいと言われています! 以下の日通のQ&Aが参考になるでしょう。
↑ 日通公式HPのアンケートより
特に繁忙期シーズンでは1ヶ月前でも遅いくらいで、1月中に動き出す人も多いです。 3月中の引っ越しを考えているのなら、遅くとも2月のはやい段階では予約しておかないと予約が取れなくなってしまいます。
このように、引っ越しの見積もりは思っているよりも早めの行動が必要ですので注意しましょう!!
- 一般的に、引っ越し希望日の1ヶ月前には見積もり依頼をしておきたい
- 特に繁忙期(3月〜4月)の引っ越しを考えているのなら1月中には依頼しておくべき
2. 引っ越しの見積もり依頼は早くしておいてメリットしかない
前章で引っ越しの見積もり依頼は1ヶ月前にはしておきたいとお話ししましたが、そんなに早く動くべきだと言うことを知らない人も結構多いのが現状です。 Google の予測変換を参考にしてみるとよくわかるのですが、以下の通り「何日前」というワードが出てきます。
↑ Google検索で「引っ越し 見積もり 何」まで打ち込んでみた場合の予測変換
つまり、「引っ越し 見積もり 何日前」という検索をしている人が多いということですね! これはちょっと問題がある事態です。 本当なら「何ヶ月前」、せめて「何週間前」と表示されて欲しいところです…
引っ越しの見積もりはそんな数日前に依頼されたところでなかなか厳しいのが現実です。 暇な時期ならば運良く予約が取れることもありますが、何にしてもギリギリになって依頼することはデメリットしかありません。
早めに依頼をすれば希望日の予約も取りやすくなりますし、余裕を持って業者選びをしてより安い業者を探すことも可能です。
また、早くに依頼する業者が決まってしまえばダンボールの手配などもしてもらえますので、少しずつ引っ越し準備を進めることも可能です。
このように、早めの予約はメリットがたくさんあります!! しかも、ギリギリにしたところで何かメリットがあるわけでもありません。 できるだけ早く動き出すようにしましょう。
- ギリギリの予約には何のメリットもない。早めの行動を!
- 早くに動き出すことで希望日が取りやすくなるだけでなく、早く準備を進められたりより安い業者を探す時間が取れたりメリットがたくさんある
3. 見積もりって一体何をするの?
ところで、そもそもですが引っ越し業者の「見積もり」っていったい何をするのでしょうか? なんのためにやるのでしょうか?
① 見積もりの目的は「荷物量などを把握して値段を提示する」こと
まずは見積もりの目的を簡単にまとめてみました!
- 業者が「今回依頼された引っ越しはどんな引っ越しなのか?」を把握するため
- それをもとにいくらで引き受けるのか決めて「料金を提示するため」
そもそもですが、引っ越しの料金には「定価」が存在しません。 なぜなら、簡単に言えば引っ越しは千差万別で毎回まったく違ったものだからです!!
引っ越しに必要なトラックのサイズも、投入するべき作業員の数も、どこからどこへなのかも、お客さんの希望も、毎回お客さんごとに違います。 いわば引っ越しはオーダーメイドなのです!! だからそれに合わせて料金を毎回考えていく必要もあるのです。
引っ越しの見積もり金額の決め方などについてはこちらの記事で詳しく解説しましたので、気になる方は是非参考にしてみてください!!
② 見積もりの仕方は? 電話だけでもできる?
引っ越しの見積もりでいちばん一般的なのは「訪問見積もり」です。 業者の営業担当が家まできまして、実際に荷物などを見ながら料金を決めていきます。
訪問見積もり以外の方法としては、電話だけで完結する「電話見積もり」やホームページへの入力だけで終わる「Web見積もり」などもありますが、これらはほとんどの場合荷物の少ない単身引っ越し限定となっています。 荷物が少なく、住んでいる部屋も1Rや1DKなどであればだいたい荷物の量は予想つきます。 だから単身引っ越しに限っては訪問見積もりなしでも見積もりすることができるのです!
ただ、業者によっては単身引っ越しでも訪問見積もりが必須なところもありますし、実際のところ訪問見積もりしてもらった方がより確実な見積もりが可能です。 単身でも「荷物がそれなりにあるかな?」と感じる場合や不安点がある場合には訪問見積もりをお願いした方がよいでしょう!!
③ 訪問見積もりで業者は何をみるの?
では、訪問見積もりのとき業者さんは何をみて、何を考えるのでしょうか?
引っ越し業者にとって訪問見積もりの1番の目的は、「お客さんの荷物量を正確に把握すること」です!! 荷物量に応じて必要なトラックサイズも変わりますし、必要な作業員の人数も変わってきます。 まずは荷物量がどのくらいなのか正確に判断することが業者にとってはスタート地点なのです!
「荷物の量」と「どこからどこまでの引っ越しなのか」がわかれば、引っ越しの概要が掴めます。 あとは細かいところで、家屋の立地や部屋の状況なども引っ越し作業に影響を与えますので確認します。 また、場合によってエアコン工事やクレーン車の手配が必要になる場合などもありますので、そういった必要となるオプションサービスがないかなども確認しています。
それらを踏まえた上でお客さんの希望をもとに利用するプランの話し合い、最終的に料金を決めていきます。 だいたい訪問見積もりの所要時間は30分〜40分くらいです。
- 見積もりの目的は「荷物量を把握」して「見積もり金額を提示」することが一番
- 見積もりの基本は訪問見積もり。 荷物が少ない単身引越しなら電話見積もりやWeb見積もりだけで済む場合もある
- 訪問見積もりにかかる時間はだいたい30〜40分
4. 訪問見積もりでの注意点
訪問見積もりをするときは知っておきたいポイント・注意点がいくつかあります。 まずは注意点から。
- 玄関先ではなく部屋の中まで入ります!
- 荷物量の把握がメインの仕事なので。クローゼットや押入れの中を見る場合があります!
- 荷物量をちゃんと把握できるように片付けをしておきましょう。
- あらかじめ処分予定の物は決めておいて説明できるようにしておくこと!
簡単に言ってしまえば、「業者さんがちゃんと荷物量を把握できるようにしておきましょう!」ってことですね。 それに人が来るのに散らかっていたら、単純にちょっと恥ずかしいってこともありますしね!見積もり前に片付けはすませておきましょう。
そして、ここからがもっと重要な訪問見積もり時のポイントです!
- 1社だけではなく複数社に見積もりを取ってもらう (=相見積もりする)
- 即決は絶対にしない
- 予算は決めていたとしても教えない
- 他の業者の見積もり金額もはっきりとは教えない
これらはすべて、よりお得な見積もり金額を引き出すためのポイントです。 特に最初の相見積もりをとることは非常に重要です!
最初の方でお話しした通り、引っ越し料金には定価がありません。 そのため、こちらに知識がなければどうしても料金は業者の「言い値」になってしまいがちで、高くついてしまいます。 それを防ぐ一番の方法が相見積もりをすることなのです。
複数の業者に見積もりを依頼すれば、業者側としては「ぜひうちで決めてもらいたい!」と思いますので価格競争になり、値下げしてくれるようになります。 また、こちらとしてもだんだん知識や相場がわかってきますので、値段交渉ができるようになってきます。
相見積もりも含め、見積もり時のポイントについてもっと詳しい情報はこちらの記事後半で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!!
5. まとめ
今回の内容は以上です。 最後に内容をおさらいしておきましょう!
- 一般的に、引っ越し希望日の1ヶ月前には見積もり依頼をしておきたい
- 特に繁忙期(3月〜4月)の引っ越しを考えているのなら1月中には依頼しておくべき
- 見積もりの目的は「荷物量を把握」して「見積もり金額を提示」することが一番
- 訪問見積もりの際は処分予定の物を決めておいたり、」片付けを済ませておいて荷物量がきちんと把握できるように準備しておくこと
- 見積もりの際は「相見積もり」をするなどのポイントを押さえることで、よりお得な料金を引き出せる!
それでは以上です。
あなたの引っ越しがスムーズに、そしてお得に気持ちよく終わることを願っています!!
【あわせて読みたい】より良い引っ越しをするために…

「引っ越し」はライフスタイルの変化のときです。
どこへ行き、どこで時間を過ごすのか?
誰と過ごす時間が増え、家にいる時間をどう過ごすのか?
環境とともに、自然とライフスタイルが変わります。
そんな人生の中で大きな意味を持つ「引っ越し」というイベント。
少しでも「良い引っ越しだった」と思えるようにしたいものですよね。
でも、引っ越しは思っているより大変です。
新居選び、退去手続き、役所やライフラインの手続き、荷造り、引っ越し業者選び・・・
やることはたくさんあります。また、費用面も安くありません。
その中でも引っ越し費用はただ高いだけでなく、「相場がわかりにくい」ため注意が必要です。
時には相場が分かりにくいのをいいことに、適正料金よりも高い見積り金額を提示する業者もいます。
こちらが無知でいると「業者の言い値」でいいようにやられてしまうのです。
しかし、引っ越し費用は簡単な方法で大幅に安くすることができます。
「あること」をするかしないかで費用が半額になることもあるのです。
そこでまずは、そんな引っ越し費用や業者選びのことに詳しくなりましょう。
これから引っ越しをするあなたへ、まず読んで欲しいことをまとめましたので、まずはここからお読みいただけたらと思います。
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