単身引っ越しが安いと評判の赤帽とは? 赤帽の特徴・料金やメリット・デメリットを解説!!

単身引っ越しの業者選びをしていると、周りの人から「単身引っ越しなら赤帽安いよ!」「赤帽使ったらめっちゃ安くて良かったよ!」なんて声を聞いたことがありませんか?

でも、「赤帽」っていったい何なのか知っていますでしょうか? 実は、赤帽は引っ越し業者ではありません。 赤帽は「貨物軽自動車運送事業者」っていう分類をされるのですが、つまりは軽トラや軽バンと言った軽自動車で荷物を運ぶ仕事をしている運送業者です。

使っている車両が軽トラなど小型などであまり多くの荷物は運べませんが、少量の荷物ならお安い価格で運んでくれることで有名です!!

それなら確かに単身引っ越しに向いているかも知れないですね! 今回はそんな赤帽について解説していきます。

赤帽とはどんな組織なのか? 料金は本当に安いのか? メリットやデメリットは?

そんな疑問を解消していきましょう!!

1. 赤帽は近距離・少量の輸送に強い個人事業主の組合組織

まずはじめに赤帽とはどんなものなのか、要点をまとめておきます。

赤帽とは?
  • 赤帽は、軽トラや軽バンで荷物を運ぶ個人事業主が集まって組織化された協同組合
  • 全国約180ヶ所に拠点があり、9,000人の赤帽組合員がいる大きな組織
  • 少量の荷物を近距離内で運ぶのに強く、料金が安くて使いやすいこと、ニーズに合わせて臨機応変な対応ができることが特徴
  • ただし、あくまで個人事業主の集まりなので、個々の業者によってサービス品質などにバラツキがあることは否めない

最初に「赤帽とは軽トラや軽バンと言った軽自動車で荷物を運ぶ仕事をしている運送業者です」と説明しましたが、それは本当を言うとはちょっと違います。 実を言いますと、赤帽は会社組織や事業主ではなくて、個人事業主が集まってできた「協同組合」に分類されます。

「協同組合」と言われてもあまりピンとこないかも知れませんが、個人の農家が集まってできた組織を農協と言うのと同様に、個人でやっている軽車両を使った運送業者が集まって「赤帽」という組織を作っている感じです (詳しく知りたい方は2章の最後に補足で解説致します!)。

赤帽を構成するのは個々の個人事業主になりますが、全国で一律に同じようなサービスが受けられるようにプランや料金設定をある程度共通で定めています

赤帽のいちばんの特徴は、少量の荷物を近距離内で運ぶことに特化していることです!! 使っている車両が軽車両なので多くは積み込めませんが、その分小回りが利きますし、しかも予定さえ空いていれば自分の裁量でパッと動ける個人事業主たちで運営していますので、ニーズに合わせて臨機応変な対応がしやすい特徴があります。

基本料金も安くて使いやすく、しかも全国各地に拠点があるので、宅配便で送れない大きな荷物を運んだり、業者と契約して定期配送を行ったり、近場の単身引っ越しで利用されたりさまざまな場面で活躍しています。

2. 赤帽は個人事業主で構成される協同組合組織

概要は先ほど説明した通りですが、赤帽の組織についてもう少し詳しく説明していきましょう!!

赤帽は会社組織ではなく「中小企業等協同組合法」に規定されている「事業協同組合」に分類をされる組織です。 軽トラや軽バンなどと言った軽車両で荷物を運ぶ運送業者のことを
貨物軽自動車運送事業者」というのですが、赤帽会員に登録した貨物軽自動車運送事業者が集まってできたのが「赤帽」という協同組合です

全国に約180の拠点があり、9,000人もの赤帽組合員が加盟しています。 全国各地のどこでも利用できる大きな組織ということが分かりますね!!

また、全国の貨物軽自動車運送事業組織の中で、唯一国土交通省から認可を受けた組織となっており、いかに社会的にしっかりとした基盤をもった組織なのかがわかるかと思います。

【補足】そもそも「協同組合」って何?

「そもそも協同組合って何?」って方も多いと思いますので、簡単に説明しておきましょう。 農家が集まってできた「農協」を例にして説明してみます。

「農協」は農家たちがお金を出し合ってつくり、みんなで共同で運営する非営利団体です。つまり、会社組織などと違って農協は農協自体の利益を求めるために活動しているわけないのです。

では、なんのために存在しているのかと言いますと、個々の農家ではできない大きなことを「農協」という組織を使って協力して行うことにより、個々の農家では実現できなかった”より良い”サービスを生み出し世の中に提供することができるようになるのです!! その結果として、加盟している農家それぞれも仕事がしやすくなり、直接的に利益も生まれてくるのです。

そうやって組織としての利益を求めず、個々の加盟者がみんなで力を合わせて大きなサービスを作り出すのが「共同組合」です。

3. 赤帽では何ができる? 赤帽の特徴は?

それでは、実際に赤帽ではどんなことができるのでしょうか? また、どんな特徴があるのでしょうか?

赤帽の特徴をまずはリストにしてまとめてみましょう!

赤帽の特徴
  • 赤帽は車1台とドライバー1人を貸し切って仕事を依頼する「貸切便 (チャーター便)」
  • 仕事の依頼は全国各所にある赤帽の配車拠点の総合窓口を通してでも可能だし、直接事業主に依頼することもできる
  • 動くのが会社組織ではなく個人事業主であり、しかも使う車両が軽自動車なので、機動力や柔軟性がある
  • 近距離で荷物の少ない輸送に強く、費用も安い
  • 個人事業主の集合なので、あたった事業者によってサービス品質にはバラツキが出てしまう

赤帽を利用する上で覚えておきたいのは、赤帽は1台単位で呼ぶ貸切契約ということです! 料金は次の章で解説しますが、荷物の量や作業時間、運搬量などで変わってきます。

全国各地に加盟業者がいますので、どこでも利用することが可能です。 受付は赤帽の配送センターからでもできますし、個々の業者に直接依頼することも可能です。 ですので、知っている業者さんがいたり、誰かにオススメされた業者さんがいるのならそこに直接依頼すればOKです。 特になければ配送センター経由で依頼してもOKですし、赤帽 公式HP内の「あかぼうサーチ」を使って近くの業者を探すこともできますので、ここから連絡してもOKです!

単身引越しや緊急の搬送、業者向けの定期配達だったり、宅配便で送れない大きな貨物の配達など、個人のお客さんにも業者向けにも、さまざまなニーズに柔軟な対応ができるのが赤帽の特徴です。 そして何よりの特徴が、料金が安いということですね!! これが赤帽がよく利用される理由ですね。

ただしデメリットもあり、会社組織ではなく個人事業主の集まりであるため、どうしても作業品質などにバラツキが出てしまうという特徴があります。 また、赤帽に加盟しているドライバーには高齢な方も多く、引っ越しなどの重たい作業の場合、あたったドライバーによっては時間がかかってしまったり、それによって追加料金が発生してしまうケースもあります。

4. 赤帽はどんな料金体系? 本当に安いの?

ではでは、気になる赤帽の料金体系を見て行きましょう!! 本当に赤帽で単身引っ越しをするとお得なのでしょうか?

① 赤帽の料金体系

さて、それでは続いて気になる料金プランをみていきましょう! 赤帽の料金体系は公式HPを見れば分かる通り3つのパターンがあります。

  • 距離制運賃
  • 時間制運賃
  • 引越運賃

この記事では「単身引っ越しでの利用」を考えていますので、基本的に適用されるのは「引越運賃」ですね。ちなみに、「引越運賃」が適用される条件を問い合わせてみたところ「家具や家電を含んで3点以上の荷物を運ぶ場合」とのことです。 ですので、もしダンボールだけの引っ越しなら距離制または時間制によるプランでもっと安く利用することが可能ですね!

ちなみに「衣装ケースやカラーボックスなどが含まれる場合は微妙で、その他の条件による」とのことなので、そう言う場合は直接見積もりをとってもらいましょう。

さて、それでは気になる引越運賃がいくらなのかと言いますと、繁忙期割増とかがつかなければ23区内の場合「2時間以内、20km以内の作業」で基本料金¥13,750です!! この値段は日通やヤマトの単身パックよりも安く、その上専用ボックスで運ぶ単身パックとは違い、それよりも全然多くの荷物を運べる軽トラックの利用ですので、かなりお得です!

ちなみに、利用するトラックの目安がこんな感じになります。

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赤帽HP「赤帽とは?」より

じゃあどのくらい積めるかと言いますと、目安として以下のリストくらいの荷物を積み込むことが可能です。

赤帽1台で詰める量の目安

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赤帽引越しHPより

単身にしては十分な荷物が運べることが分かりますね! ただし、距離が遠くなったり作業時間が長くかかってしまうと追加料金がかかってきますので、場合によっては単身パックの利用や引っ越し業者の通常の単身向けプランの方が安くなる場合もあります。

特に、遠方への引っ越しに赤帽は不向きですので、その場合は他の方法を検討した方が安く上がるでしょう。

② 実際の赤帽料金、ここがポイント!

先ほど説明したのが全国統一で決まっている赤帽の「引越運賃」の料金体系なのですが、実際の口コミ情報をみてみると「1万円以内で引っ越しできた!」などの声もチラホラ見られます。 引越運賃は¥13,500〜だったはずなのですが、どういうことでしょうか?

これは、赤帽拠点の配送センターに聞いても「うちではその料金ではやっておりませんので、すみませんがお答えしかねます」とのことでした。 まあ、そうだとは思いましたけど笑

これはどういうことなのかと言いますと、赤帽が会社組織ではなくあくまで個人事業主が集まった協同組合であることがポイントでしょう。 赤帽として掲げる全国共通のプランや料金体系というものはありますが、実際のところ最終判断は個々の業者さん次第という面があるのです。

そのため、総合窓口では一律な案内をされたとしても、直接業者さんに個々で交渉すれば、場合によってはオマケで距離制や時間制を採用してくれることもあり得る、ということですね!!

5. 赤帽を利用するメリットとデメリット

以上を踏まえて、赤帽を利用するメリットとデメリットをまとめてみましょう!!

赤帽を利用するメリットは以下の2点です!

赤帽を利用するメリット
  • 近距離の単身引っ越しで利用するのなら安くて十分な量を運べる
  • 軽トラで運ぶので自転車やベッドなどの単身パックで運べないものも運べる

どちらも魅力的なメリットですね。 では逆にデメリットや注意点はどんなことがあるのでしょうか?

赤帽のデメリット
  • 基本的にはドライバーが1人でくるので作業を手伝う必要がある
  • 会社組織ではなく個人事業主の集まりなので、業者によってサービス品質などにバラツキがある
  • 高齢なドライバーも多いので、その場合かなり作業を手伝わなければならなかったり、作業時間がかかってしまい追加料金が発生してしまうこともある
  • 距離が遠い場合はあまり安くない

メリットは大きいですが、これをみてわかるようにデメリットもそれなりにありますね。 いいドライバーさんが来てくれれば言うことはないのですが、そればっかりはなんとも言えません。 実際に依頼の電話をして話してみるのが一番ですね。

6. まとめ

以上、赤帽とはどんな組織で、どんな特徴があるのかなどなど解説致しました! 今回の内容をまとめてみましょう!

まとめ
  • 赤帽は、軽トラや軽バンで荷物を運ぶ個人事業主が集まって組織化された協同組合
  • 使う車両が軽トラなどなので、少量の荷物を近距離内で運ぶのに強い
  • 赤帽は車とドライバーを貸切で手配して荷物を運んでもらう契約方法
  • 安い料金設定が魅力だが、会社組織ではなく個人事業主の集団なので、サービス内容や品質にバラツキがあるのがデメリット
  • また、ドライバーが1人でくるため作業は手伝う必要がある

このように、単身引っ越しなら十分に検討したいメリットがある赤帽ですが、少々心配なところもありますね… 実際のところどうなのか、赤帽の実態を詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みいただければと思います!

安いと評判の赤帽引越しの実態は? 各方面からの口コミ比較!!

2020年2月22日

上の記事でも最後に書きましたが、赤帽は業者次第ですごく良い引っ越しができることも、逆に品質も悪い上に追加料金で高くついてしまうこともありえます。

まず重要なのは、直接業者さんと電話で連絡を取ってみることです。 直接のやりとりの中で人柄は歩い程度見えてくると思いますので、かなり検討の参考になるでしょう。「あかぼうサーチ」を利用して直接電話したり、『LIFULL引越し』を利用してピックアップされた業者さんにあたってみるのも良いでしょう!

そしてもう一つ重要なのは、そうして赤帽の検討をしつつ、日通・ヤマトの単身パックやサカイ・アートなどの単身向けプラン、あるいは地域密着の中小引越し業者など、他社のサービスとの比較検討をしていくことです。 その際は値下げ交渉も狙える「一括見積もりサイト」を利用するのが一番なので、ぜひ下の【あわせて読みたい】もご覧いただければと思います!

なお、赤帽も含めて一括見積もりをしたい場合は『LIFULL引越し』が便利ですので、以下の記事を参考にしていただければと思います!

赤帽も比較するなら『LIFULL引越し』がおすすめ【一括見積もり】

2020年2月28日

それでは以上です!

あなたの引っ越しがスムーズに、そして最安値で終わることを願っています!!

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「引っ越し」はライフスタイルの変化のときです
どこへ行き、どこで時間を過ごすのか?
誰と過ごす時間が増え、家にいる時間をどう過ごすのか?
環境とともに、自然とライフスタイルが変わります。

そんな人生の中で大きな意味を持つ「引っ越し」というイベント。
少しでも「良い引っ越しだった」と思えるようにしたいものですよね。

でも、引っ越しは思っているより大変です。
新居選び、退去手続き、役所やライフラインの手続き、荷造り、引っ越し業者選び・・・
やることはたくさんあります。また、費用面も安くありません。

その中でも引っ越し費用はただ高いだけでなく、「相場がわかりにくい」ため注意が必要です。
時には相場が分かりにくいのをいいことに、適正料金よりも高い見積り金額を提示する業者もいます。
こちらが無知でいると「業者の言い値」でいいようにやられてしまうのです。

しかし、引っ越し費用は簡単な方法で大幅に安くすることができます。
「あること」をするかしないかで費用が半額になることもあるのです。

そこでまずは、そんな引っ越し費用や業者選びのことに詳しくなりましょう。
これから引っ越しをするあなたへ、まず読んで欲しいことをまとめましたので、まずはここからお読みいただけたらと思います。

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