「引越し前後の手続き、面倒に感じたことありますか?」
実はこれ、 「引っ越しは〜日通!」のCMでお馴染みの日本通運がアンケート調査で実施した質問のひとつです。 ではアンケート結果は?と言いますと、以下の通り70%以上もの人が面倒だと感じているようです。
↑ 日通HPより
面倒に感じてしまう一番の原因は「慣れていないことだから」ということです。 いつもやらないことをやろうとすると、まず何からやるべきかも分からないですし、確かにちょっと億劫に感じてしまいますね。
しかしながら、実際のところライフラインの手続きは非常に簡単です!! いざやってしまえば、本当になんてことなく終わってしまいます!
今回は電気・ガス・水道の引っ越し手続きのやり方やポイントをまとめていきますので、これを参考にサクッと終わらせてしまいましょう!
また、今は電気やガスは自由化しておりますので、契約先を検討することでよりお得な料金プランにできる場合もあります。 引っ越しを機に見直してみるのも一つですので、記事の後半では電気やガスの見直しについても解説致しました。 是非参考にしてみてください!
目次
1. ライフラインの引っ越し手続きは簡単! 早く終わらせてしまうのが吉
先ほどお話しした通り、何をすればいいか分からないと面倒に感じてしまいますが、実際やることは非常に簡単ですので、早めに終わらせてしまうのがベストです!
頭の中に「ライフラインの手続きもしないと…」って意識が残っているだけで、実は相当なストレスがかかっています。 他にもあれこれとやることが多い引っ越しですから、そのようなストレスが知らず知らずのうちに溜まってしまいがちです。ですので、早く終わらせられるものはさっさと終わらせてしまいましょう!!
電気・ガス・水道の手続きはどれも電話ひとつで簡単に手配できます。 なんなら今の時代、電話せずともインターネットで24時間対応できるところも増えていますので、ますます気軽に行えるようになっています。 そんなに難しく考えることも特にない手続きですので、後回しにしていないでサクッと終わらせ、安心して他のことに集中しましょう!!
特にですが、ガスだけは新居での立ち会いが必要となるため、ガスの開栓作業の予約をする必要があります。 3月〜4月の引っ越し繁忙期にはガスの開栓も希望の日程で予約が取りにくくなりますので、早めに手続きして予約しちゃいましょう!!
- ライフラインの手続きはそれぞれ基本的に電話1本で簡単に済ませられる
- インターネットで24時間手続きできるものも増えており、ますます手軽になっている
- ガスの開栓には立ち会いが必要なので、早めに手続きすれば希望の日程を押さえられる
2. ライフラインの引っ越し手続き
では、それぞれどんな感じで手続きしていけばいいのでしょうか? 基本的に、ライフラインの手続きは引っ越し1週間前には終わらせておくのが安心です。 ただし、特にガスについては、繁忙期シーズンなら1ヶ月前とかかなり早い段階で予約してしまっても良いと思います!! 引っ越しは無事終わったのに、ガスの手配が間に合わずお湯が出せないなんてことになったら最悪ですよね… そんなことを防ぐためにも、早めの手配をするようにしましょう!
では、ここから電気・ガス・水道のそれぞれの手続きについて詳しくみていきます!
① ガスの手続き
ガスの手続き前に知っておくべきなのは、ガスには「都市ガス」と「プロパンガス (LPガス)」の2種類があるってことです。 まずは現住所で使っているのはどちらのガスなのか? そして引っ越し先の住所はどちらに対応しているのか確認しておきましょう!
もし引っ越し前後でガスの種類が変わるようでしたらガスコンロの買い替えが必要です。 ガスコンロにも都市ガス用とプロパンガス用があり、種類が変わってしまうと使えなくなってしまうからです。
たいていガスの手続きの際に引っ越し先は「都市ガスですか?」「プロパンですか?」などと聞かれたりしますので、把握してから手続きを進めるとよいでしょう。
旧居の閉栓手続き
都市ガスでもプロパンガスでも、手続きの流れは基本的に変わりません。
ガスの閉栓は電話一本かけるだけで問題ありません。ガスの停止日に係員が来て閉栓作業を行います。 ガスの閉栓の場合は基本的に立ち会い不要なのですが、ガスメーターが集合住宅のオートロック内にある場合は立ち会いが必要となりますので注意しましょう。
新居の開栓手続き
ガスの利用開始の際は、開栓作業に立ち会いが必須ですので、ガスの利用開始の連絡は早めにするようにしましょう! 遅くとも引っ越し日の1週間前には電話しておき、開栓作業の予約をしておきます。 特に混雑する3月〜4月は予約が取りにくくなりますので、早めに連絡しておきましょう!
当日は予約した時間帯に係員が来ますので、作業の立ち会いをします。 係員が開栓作業と室内での点検を行い、最後にガス機器の説明があります。 およそ10分程度だとは思いますが、その間は家にいなくてはならないので時間を空けておくようにしましょう。
また、プロパンガスの場合は開栓作業の際に1万円程度の補償金を預ける場合が多いので注意しましょう。
② 電気の手続き
続いて電気の手続きです。 こちらも引っ越し1週間前くらいには手続きを済ませておくのが理想ですが、正直電気は割とギリギリになっても間に合ったりします。
手続き方法
電気の場合は特に立ち会いはないので、電話1本で済ませることができます。 電力会社が変わらないのなら引っ越し手続きとして申し込めばOKです。 電力会社が変わる場合、旧居の方での解約手続き、新居での利用開始の契約が必要となりますので、それぞれに電話をしておきましょう。 なお、申し込みはインターネットで行える場合も多くなっていますので、利用できる場合はネット申し込みでも構いません。
事前に電話申し込みしておきば、当日は旧居では退去時にブレーカーを全て下ろしておくだけで大丈夫です。旧居でもブレーカーをあげればすぐに電気使えますので、特に気にすることはあまりないでしょう。
③ 水道の手続き
最後は水道です。水道は今のところ民営化されていませんので、都道府県の水道局が管轄しています。 電気と同様に引っ越しの1週間前くらいに申し込みしておきましょう。
手続き方法
電気と同様立ち会いがありませんので、利用停止の申し込みは電話一本ですませることが可能です。 こちらもインターネットに対応していることもありますので、その場合はネットから申し込んでも良いでしょう。
新居での利用開始は、電話で事前に申し込んでおき、引っ越し後に申し込み用紙を記入して投函する場合が多いです。
3. 引っ越しを機に、電気やガスを見直すのもアリ
現在、電気とガスは自由化されており、様々な民間企業が参入しています。 そのため、<strong>契約する電力会社・ガス会社を選ぶことで毎月の料金をお得にできる場合があります。 最近よく「電気とガスをまとめてお得!」みたいなCMもやっていますね!
ただしガスについては、CMでやっているような大きい企業がやっているのは都市ガスの話のみです。 とはいってもプロパンガスだって契約会社を選ぶことでお得にできる場合がありますので見直してみるのも一つです。
電気やガスを乗り換えるなら、比較サービスを利用して安いプランの提案をしてもらうのが一番手取り早いですので、以下のようなサービスを利用してみましょう!!
- 電気 : 電気料金プランを比較して電気代を今よりお安く!【電気チョイス】
- 都市ガス : 電気・ガスの比較なら【タイナビSwitch】
- プロパンガス : ガス代が最大60%OFF?!【ガス屋の窓口】
4. まとめ
以上、ライフラインの引っ越し手続きについてまとめました。最後に要点をまとめてみましょう!
- ライフラインの手続きはそれぞれ基本的に電話1本で簡単に済ませられる
- インターネットで24時間手続きできるものも増えており、ますます手軽になっている
- ガスの開栓には立ち会いが必要なので、早めに手続きすれば希望の日程を押さえられる
- 電気・水道は引っ越し日の1週間前までを目安に手続き
- ガスは開栓予約の関係上早めに手続きした方が良い!
これにて以上です! なお、引っ越しはライフラインの手続き以外にもやることがたくさんあります。 一通りのやることを把握し、整理することがスムーズでストレスのない引っ越しにはとても大切です。 以下の記事では引っ越しのやることを総まとめにしてありますので、よかったら参考にしてみてください!
それでは以上です。 あなたの引っ越しが気持ちよく終わることを願っています!!
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「引っ越し」はライフスタイルの変化のときです。
どこへ行き、どこで時間を過ごすのか?
誰と過ごす時間が増え、家にいる時間をどう過ごすのか?
環境とともに、自然とライフスタイルが変わります。
そんな人生の中で大きな意味を持つ「引っ越し」というイベント。
少しでも「良い引っ越しだった」と思えるようにしたいものですよね。
でも、引っ越しは思っているより大変です。
新居選び、退去手続き、役所やライフラインの手続き、荷造り、引っ越し業者選び・・・
やることはたくさんあります。また、費用面も安くありません。
その中でも引っ越し費用はただ高いだけでなく、「相場がわかりにくい」ため注意が必要です。
時には相場が分かりにくいのをいいことに、適正料金よりも高い見積り金額を提示する業者もいます。
こちらが無知でいると「業者の言い値」でいいようにやられてしまうのです。
しかし、引っ越し費用は簡単な方法で大幅に安くすることができます。
「あること」をするかしないかで費用が半額になることもあるのです。
そこでまずは、そんな引っ越し費用や業者選びのことに詳しくなりましょう。
これから引っ越しをするあなたへ、まず読んで欲しいことをまとめましたので、まずはここからお読みいただけたらと思います。
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