引越し時のインターネット回線移行手続き

引っ越し手続きって、ちょっとめんどうですよね… そんな面倒な引っ越し手続きの中でも、とりわけ億劫に感じるのは「インターネット固定回線の手続き」ではないでしょうか?

「フレッツ光」「auひかり」などといったインターネット固定回線。 正直なところ、契約内容がどのようになっているのかも分かりにくいし、ルーター周り触ったら設定とかもよく分からないし、引っ越し時の鬼門のひとつです。

今回は、そんなインターネット固定回線は引っ越しのときどうするかについて解説していきましょう。

1. ネット回線の引っ越し手続きポイント

ポイント
  • 引っ越しの遅くとも1ヶ月前には引っ越しの旨を伝えておくこと
  • 移転の流れは ①移転申し込み・プロバイダに連絡 → ②エリアの確認 → ③工事日を決める →④旧居の撤去工事・機器の返却 (必要な場合のみ) → ⑤新居の開通工事
  • 移転するのに手数料がいくらかかるのか確認すること
  • 移転工事費などが高いようなら乗り換えた方がお得

2. 引越し後も継続? or 乗り換え?

まず考えるべきなのは引越し後も同じ回線を継続するのか新しく新規契約するのかです。

継続と乗り換え、それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分にとってどちらがいいのか検討する必要があります。でもその前に確認しておきたいのが「そもそも今の回線を引越し後も継続で使えるのか?」ということです。と言いますのも、使っている回線やプロバイダによっては地域やマンションによって利用できない場合があるからです。

これで継続可能のチェックができたなら、継続の手続きに進んでもOKです。ダメだった場合は乗り換え先の検討に入る必要があります。また、継続可能な場合でも乗り換えるメリットはありますので、継続にするか乗り換えるか検討してみるのもひとつです。

それでは、続いて継続にするか、解約して新規契約し直すか、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。まずは表で簡単にまとめてみます。

継続 乗り換え
メリット 手続きが簡単に済むのでラク

・モデムやルータも同じものを引き続き利用できるので手間が少ない

・引越し後すぐにインターネットが使える

キャッシュバックや回線工事手数料無料などのキャンペーン特典を受けることができる場合が多く、費用面でお得

・乗り換えることで毎月の料金を安くできることも

デメリット ・移転工事費用や手数料がかかる ・引越しからインターネットの新規開通までにタイムラグが発生してしまう場合がある

・どのサービスに乗り換えるべきか検討する手間がある

・現在使っている回線の解約時に違約金が発生する場合が多い

・レンタルしていたモデムやルータ等の機器を返却する手間がある

・これまで使っていたプロバイダの提供サービスを使っていた場合それが使えなくなってしまう

・プロバイダで提供されていたメールアドレスが使えなくなる

<継続のメリット・デメリット>

継続の何よりのメリットはやはり手続きがラクだということでしょう。3章で手続きの仕方は詳しく解説しますが、プロバイダに電話するだけで済ませることができてしまいます。

基本的にはプロバイダに連絡して停止の依頼、引越し先の住所を伝え、開通工事の日程調整をすればOKです。開通工事が希望通りに通れば、引越し後タイムラグなくインターネットを利用することが可能です。レンタル機器の返却等も発生しないので、ただでさえ忙しい引越しの中で手間なくスムーズに移行できるのは嬉しいポイントです。

しかしながら、費用面では多少のデメリットがあり、大抵の場合新居での開通工事や手数料などがかかってしまいます。工事費用は代表的なところでフレッツ光で9,000円、auひかりだと28,800円とそれなりの金額がかかってしまいます。

また、継続の注意点として、エリアによってはそもそも対応していなくて継続利用できない場合や、対応していても速度が変わってしまう場合がありますので、継続を検討している場合は手続き前に確認しておくと良いでしょう。

<乗り換えのメリット・デメリット>

継続に対して乗り換えのメリットは費用面です! インターネット回線・プロバイダはどこかしらキャンペーンを実施していますので、キャッシュバックがもらえたり、回線開通工事が無料になったりと費用を抑えることが可能です。現在利用している回線の違約金が発生してしまう場合もありますが、それを踏まえてもお得に乗り換えできることが多いです。

また、引越しはそもそも今まで利用していたインターネット契約の料金が本当にお得であったのかどうか見直す良い機会にもなります。6章で詳しく解説しますが、今はインターネット回線・プロバイダの種類も増え、各社が独自のサービスを提供していますので、よく検討すれば毎月の料金を安く抑えられる場合もあるかも知れません。

費用面を重視するなら乗り換えを検討してみましょう!

デメリットとしては、手続きの手間が増えてしまいますし、新たなサービスの検討もしなくてはいけませんので、手間の面は増えてしまいます。少しでも検討しやすくできるように5章でパターン毎にオススメのサービスを紹介しているので、それらを参考にすれば手間は少し抑えられるかと思いますが、継続に比べて必要な手間が増えてしまうことは覚えておきましょう。

3. ネット回線移転の流れ

インターネットの引っ越し手続きは工事を伴うため、思っているよりも時間がかかるものです。 そのため、遅くとも引っ越しの1ヶ月前には連絡するようにしましょう。

移転手続きは以下のような流れで進みます。

①移転申し込み・プロバイダに連絡 → ②エリアの確認 → ③工事日を決める →④旧居の撤去工事・機器の返却 (必要な場合のみ) → ⑤新居の開通工事

まずはNTTやauなどのサービス提供元に移転申し込みの連絡をしましょう!

4. 継続の手続き

継続の場合なら手続きは簡単です。
先に述べた通りプロバイダに連絡して引越しの手続きをしたい旨を伝えればOKです。旧居での停止の依頼をして、新住所を伝え、開通工事の日程調整をしておけば、あとは新居で開通工事をして完了となります。レンタルしている機器もそのまま利用できるので、工事後に配線しなおせばインターネットを利用できるようになります。

ただし、継続の場合も注意点がいくつかあります。

まず、そもそも引越し先のエリアや建物が、現在使っている回線に対応しているかどうかは確認が必要です。また、戸建でしたらエリアさえ対応していれば工事できますが、マンションなどの場合は利用できる回線が決められていことも多いです。建物のオーナーに事前確認しておきましょう。

また、サービス内容がエリアによって異なる場合がありますので、継続でも料金が変わることがあります。変わる場合はプロバイダから案内があるとは思いますが、念のためきちんと確認しておきましょう。

5. 乗り換える場合にやること

乗り換える場合は継続に比べると少々やることが多くなります。簡単にまとめると、

  1. プロバイダと回線事業者の両方に解約の連絡
  2. レンタル機器を返却・旧居の回線の撤去工事
  3. 新居で契約するプロバイダ・回線事業者を決める
  4. 新しいプロバイダ・回線事業者と新規契約する

という4つのやることがあります。順に見ていきましょう。

(1) プロバイダ・回線事業者の解約

まずは旧居で利用中のプロバイダおよび回線事業者の両方に解約の旨を連絡しましょう。

ウェブサイト上で手続きできる場合もありますが、インターネット手続きに関しては電話連絡がオススメです。違約金や手数料などが発生する場合があったり、レンタル機器の返却があったりしますので、直接電話で話して注意事項等の説明を受けた方がわかりやすいでしょう。

大抵は電話連絡で解約の旨を伝えると必要書類が郵送されてきますので、それに必要事項を書き込んで送り返します。

解約時の注意点としましては、先ほどから述べている通り違約金等が発生する場合があることです。インターネットの契約は大抵の場合2年契約や3年契約のプランになっています。俗に言う「2年縛り」「3年縛り」というやつですね。その場合、2年目や3年目の境に2ヶ月間の更新月が定めれており、その間以外に解約した場合違約金を払うことになっています。

違約金の値段は、例えば『auひかり』なら戸建の場合9,500円、マンションタイプなら7,000円です。

また、違約金の他にも料金がかかる場合もあります。開通時の工事代金が分割支払いになっている場合、支払いが終わる前の解約ですと残額を一括支払いする必要があります。そうすると思っていたよりも費用がかさんでしまう場合がありますので、事前によく確認しておきましょう。

(2) レンタル機器の返却・旧居の回線の撤去工事

解約の場合、これまで利用していた回線の撤去工事やレンタルしていたモデム等の機器を返却する必要があります。ただし、集合住宅でもともと光回線が引き込まれていた場合は撤去工事は必要ないので、レンタル機器の返却のみでOKです。

撤去工事が必要な場合、解約の連絡の中で撤去工事日の日程を決めて工事します。工事の際は立ち合いが必要ですので、予定を空けられる日を選びましょう。その際にレンタル機器も返却となります。

工事が必要ない場合は必要書類とともに返却キットが送られてきますので、借りていたものを一通り納めて郵送しましょう。

(3) 新居で利用するプロバイダ・回線事業者を決める

せっかく新規契約をするのなら、よりお得なプランで契約したいですよね!引越しは検討の良い機会ですので、これを機にきちんと乗り換え先を検討してみましょう。

まずは回線事業者の種類について知っておきましょう。現在インターネット回線事業者として代表的なのは『フレッツ光』『auひかり』『NURO光』の3つです。その他にも『ドコモひかり』『softbank光』『@nifity光』などたくさんの回線事業者があります。

まずは代表的な3つについて特徴をまとめておきます。

フレッツ光 最も有名なインターネット回線事業者

『光コラボ』というサービスを提供しており、プロバイダと回線の利用料金がセットになっていたり申し込みが一括でできたりとわかりやすい

・実は『softbank光』『ドコモ光』なども同じ『フレッツ光』の回線を利用している

auひかり ・全体的に料金プランがわかりやすくて安い

・auのスマートフォンを利用している場合、携帯料金が割引される

NURO光 世界最速を謳う通信速度

・まだ対応しているエリアや建物に難があり、契約できない場合がある。

・インターネット回線とプロバイダが一体化しており、ひとつの契約のみでOK

回線事業者を選んだらプロバイダを選びますが、正直に言いますとどこを選んでもそこまで大きな差はでないので乗り換えのタイミングで行われているキャンペーンで選んでOKです。インターネットの新規契約では高額キャッシュバックのキャンペーンもよく見られますので、お得に乗り換えられるところはないか探してみましょう!

(4) 新しい回線事業者・プロバイダと新規契約する

乗り換え先が決まったら契約手続きをします。こちらもインターネットからよりも電話連絡の方が相談や質問しながら申し込みができるので安心です。または、電気量販店などで窓口を開いている場合もありますので、それを利用するのも一つの手でしょう。

電話連絡の場合は後日、必要書類が郵送で送られてきますので、記入して返送しましょう。

6. お得に乗り換えるなら…

ネット回線の契約は回線事業者とプロバイダの組み合わせ方なども考えると非常に多くの選択肢があり、正直言って複雑でわかりにくいです…

以下の記事で乗り換え先の選び方を紹介しておりますので、是非ごらんください!!

引っ越すならネット回線は乗り換えが断然オトク!! お手軽&オトクな乗り換え方法

2020年1月13日

7. まとめ

以上、引越しの際のインターネット手続きについて一通り解説しました。最後に今回の内容をおさらいしましょう!

まとめ
  • インターネットの引越し手続きは引越し1ヶ月前から!
  • まずは今の回線を継続で利用できるのか対応エリアを確認
  • 手間なくラクに手続きしたいなら継続、よりお得にしたいなら乗り換え
  • 継続の場合は工事費用や手数料がかかるが手続きが簡単
  • 乗り換えの場合はキャッシュバック等のキャンペーンを利用できる。携帯キャリアとセット割のあるサービスに乗り換えれば毎月の料金を安くできる!

以上です!  やはり一番大事なのは早めに動き始めること。早めに始めれば、十分検討してよりお得なプランを選ぶことができるはずです。引越しはそもそも色々と費用がかかってしまいますので、この記事を参考によりお得なプランに乗り換えてお得にインターネットの引越しをしておきましょう!

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