引っ越し費用が安くなる「閑散期」はいつ? 相場はどのくらい変わるの?

引っ越しをする上で、初期費用はネックとなる部分ですよね。 賃貸契約の初期費用もそうですが、引越し業者の費用も少しでも抑えたいところです。

引っ越し費用は、「引っ越しする時期」をいつにするかで金額が大きく左右します。 近年「引っ越し難民」というワードが話題になっている通り、繁忙期である3月〜4月になれば引っ越し費用は2倍以上になってしまうことだってあるのです。

それでは逆に、引っ越し費用が安くなる時期はいつなのでしょうか? どのくらい安くなるのでしょうか?

今回は引っ越し費用が安くなる時期「閑散期(かんさんき)」について解説しましょう。

1. 閑散期はいつ? 相場は?

引っ越しの「閑散期」は実は業者によって異なりますので、繁忙期と違いハッキリと見極めるのは難しいのですが、一般的に「1月」や「11月」は安くなることが多いと言われています。

閑散期では、引っ越し費用が通常期に比べて30〜50%オフくらいで収まることもあります。 また、もっとも高額になる春の最繁忙期と比較したら、半額どころか1/5以下で引っ越せることすらあります!

これだけ違うとなれば、可能ならぜひ閑散期に引っ越したいものですよね! 閑散期の時期や相場について、もっと詳しく解説していきましょう!!

閑散期の時期や相場のポイント
  • 閑散期の時期は業者によって異なる
  • 一般的には「1月」や「11月」 が閑散期であることが多い
  • 閑散期なら通常期の30〜50%オフくらいで引っ越せる
  • 最繁忙期と閑散期を比較したら、料金は5倍くらい差がつくこともある

2. 引っ越し費用が安くなる「閑散期」とは?

まずはそもそもの話、「閑散期」とはどういう時期なのでしょうか? 少し理解を深めておきましょう!

① そもそも閑散期とは?

「閑散期」とは引っ越し需要が減り、業者の人員やトラックが余りがちになる時期のことを言います。

引越し業者にとって、閑散期は「お客さんの奪い合い」です! 人員やトラックが余ってしまうのは防ぎたいところですので、予約が埋まっていない業者は少しでもお客さんを確保するため積極的に値引きをしてくれます!

そのため、閑散期なら他のシーズンに比べて安く引越しできるのです!

② 閑散期の時期は業者によって違う

どの業者でもいちばんの繁忙期が「3月〜4月」の春の新生活シーズンであることは変わりませんが、閑散期がいつなのかは業者ごとに多少の違いが出ます

なぜなら、業者ごとにメインターゲットとなるお客さんの層が異なり、お客さん層によって引っ越しが多い時期・少ない時期に違いがあるからです。

例えば、単身者や法人向けの引越しを多く扱っている引越し業者の場合、転勤が多い時期に仕事が忙しくなります。 ファミリー層のお客さんが多い引越し業者ですと、学校の長期休暇に合わせた引越しが多くなるため、夏休み期間などに需要が増えます。

このように、ターゲット層が違えば忙しい時期・暇な時期も違ってきますので、業者によって閑散期がいつなのかは多少の違いが出てくるのです!

閑散期とは?
  • 引越し需要が減り、業者のトラックや人員が余りがちになる時期のことを「閑散期」という
  • 閑散期は割引率が大きくなり、安く引っ越せる
  • 閑散期の時期は業者ごとに多少異なる

3. 引っ越し業界の閑散期はいつ?

前述した通り、一般的に閑散期だとよく言われるのは「1月」と「11月」です。 もう少し具体的に言うと「1月〜2月上旬」「11月〜12月中旬」頃が閑散期と言われることが多いです。

その他、業者によっては「GW明け〜6月」「8月の上旬〜中旬」なども閑散期だという声を聞くことも多いです。

それでは、実際のところ月ごとの相場はどうなっているのか確認してみましょう!

① 『SUUMO引越し見積もり』による調査

まずは、引越し業者に一括で見積もりを依頼して比較できるサービスである『SUUMO引越し見積もり』による調査結果を見てみましょう。 まずは単身者の例です。

1901 1 02『SUUMO引越し見積り』のお役立ち情報記事「引越し費用が一番安くなる時期を徹底調査。月別の引越し料金データを公開」より

続いて、4人家族の引越し費用相場です。

1901 1 03『SUUMO引越し見積り』のお役立ち情報記事「引越し費用が一番安くなる時期を徹底調査。月別の引越し料金データを公開」より

これらを見ると、SUUMOの調査によれば以下の通りですね!

  • 単身者の場合いちばん安いのは「8月」で、ついで「1月」「12月」「10月」「11月」「7月」が安い
  • 4人家族の場合いちばん安いのは「6月」で、ついで「11月」「9月」「1月」「12月」「10月」が安い
  • つまりまとめると、
    • 全体的に安くなる時期は「10月〜1月」
    • 単身者なら「夏場」も安くなる
    • 家族なら「梅雨時期」も安くなる

②『引越し侍』の調査

他の例も見てみましょう。 SUUMOと同様の一括見積りサイト『引越し侍』が同様に行った調査の結果を見てみましょう!

Charge field引越し侍の記事「引越し費用相場が安い時期と高いシーズンはいつ?」より

こちらの調査結果を見ると、以下のようにまとめられますね!

  • 引越し費用がいちばん安くなるのは「11月」で、ついで「10月」「9月」「12月」「8月」「7月」が安い

こちらは家族と単身で分けていないせいか、SUUMOの結果とは少し結果が異なりますね。 概ね、「9〜12月が比較的安く、底値は12月。ただし、3月〜4月の繁忙期以外はそれほどには変わらない」とまとめられるでしょう!

以上の例も踏まえて、引越しの閑散期がいつなのかまとめてみましょう!

閑散期はいつ?
  • 一般的に言われるのは「1月」と「11月」
  • データによると「10〜1月」は基本的に安くなることが多い
  • 単身者なら「7〜8月」の夏場、家族なら「6月」の梅雨時も安い

4. その中でも安くなる時期っていつ?

ざっくりと閑散期がいつ頃なのかは分かりましたが、それではその中でもどの時期が最も安く引っ越せるのでしょうか?

まずは、以下の日時選びのポイントを抑えておきましょう!

引越し費用が安くなる日時のポイント
  1. どの月であっても「上旬〜中旬」が安く「下旬」は高い
  2. 日祝は割増があるので、平日にする
  3. 午前中指定にすると高くなる

特に②と③については引越し業界のルールによって決められていることで、一般的には

  • 日祝割増 : 代金のうち、運賃の部分が20%割増
  • 時間指定なし・午後指定による割引 : 時間お任せの「フリー便」にすると代金が40%割引

となりますので、かなりの違いが出ます!! 特に「フリー便」による割引率はかなり大きいので、確実に利用するようにしましょう!

以上のことと3章の内容をまとめると、以下のように言えますね。

引越し費用が安くなる日時
  • 「10月〜1月」の「上旬または中旬」で、「平日」の「時間指定なし」にすれば安く引っ越せること可能性が高い!!
  • 単身なら「7〜8月」、家族なら「6月」でも良い

5. 閑散期だとどのくらい費用が変わるの?

今回の本題である「安く引っ越せる時期」については分かりましたね!!

最後に、実際に閑散期の安い日程を押さえたとすれば、通常期や繁忙期と比べてどのくらい費用が違うのかみていきましょう!

ここで元引越し業者として「一般的な割引率・シーズン割増率の目安」を大公開しちゃいましょう!!

時期による割引・割増の目安
  1. 通常期
    • 月の上旬〜中旬 : 基本料金より 10〜20%割引
    • 月の下旬 : 基本料金通り〜基本料金の10%割引
  2. 閑散期
    • 基本料金より 30〜50%割引
  3. 繁忙期
    • 夏の繁忙期 (7/20〜7/31, 8/20〜8/31) : 基本料金通り〜30%割増
    • 冬の繁忙期 (12/20〜31) : 基本料金通り〜30%割増
    • 春の繁忙期 (3月〜GW中)
      • 3月上旬〜3月中旬 : 基本料金通り〜200%割増
      • 最繁忙期期間 (3/20〜4/5) : 基本料金の200〜350%割増
      • 4/6〜GW中 : 基本料金通り〜200%割増

みて分かる通りなのですが、繁忙期以外は「割引期間」、繁忙期は「割増期間」となっています。

また、閑散期の時期を具体的に書かなかったのは業者側の都合でして、これが適用されるのはあくまで「業者側が暇だから」だと言うことです。

例えば、11月は一般的に閑散期にあたりますが、いくら11月中でも「月末の日曜日」などで忙しければ、あまり割引は期待できないと言うわけです。 あくまで「手が余っている」からこれくらい割引してでもお客さんを取りたいってことですね!

上の割引率・割増率を踏まえると、閑散期は通常期に比べて最大で半額で引っ越せるということです!
また、最繁忙期の料金は閑散期と比べると最大で10倍近くにもなるということも分かりますね!

繁忙期期間の引越しは恐ろしいですね… できる限り繁忙期期間は避け、安く引っ越せる時期に引っ越したいものですね!

6. まとめ

以上、引っ越しの閑散期や安く引っ越せる日時について解説致しました! 今回のポイントをおさらいしましょう!

まとめ
  1. 引越し需要が減り、業者のトラックや人手が余ってしまう期間のことを「閑散期」と言う
  2. 閑散期は業者によって異なるが、一般的に「10月〜1月」は安く引っ越せることが多い
  3. 単身なら「7〜8月」、家族なら「6月」も安いことが多い
  4. どの月にしても「上旬から中旬」は安く、「下旬」は高い
  5. 「平日」は「日祝」よりも安くなる
  6. 「時間指定なし」「午後指定」は「午前指定」よりもだいぶ安くなる

それでは以上です! 少しでも安く引っ越すのには時期も大事ですが、上記でみてきたように「安くできる日は業者によって異なる」ため、複数の業者に見積もってもらうことが重要です。 (「相見積り」といいます。)

相見積りをとって「少しでも手が空いている業者」を探して、お得に引っ越しを済ませましょう!!

それでは、あなたの引っ越しがよりお得に、スムーズに終わり、気持ちの良い新生活を始められることを願っております!!

【あわせて読みたい】より良い引っ越しをするために…

AndMore EyeCatch


「引っ越し」はライフスタイルの変化のときです
どこへ行き、どこで時間を過ごすのか?
誰と過ごす時間が増え、家にいる時間をどう過ごすのか?
環境とともに、自然とライフスタイルが変わります。

そんな人生の中で大きな意味を持つ「引っ越し」というイベント。
少しでも「良い引っ越しだった」と思えるようにしたいものですよね。

でも、引っ越しは思っているより大変です。
新居選び、退去手続き、役所やライフラインの手続き、荷造り、引っ越し業者選び・・・
やることはたくさんあります。また、費用面も安くありません。

その中でも引っ越し費用はただ高いだけでなく、「相場がわかりにくい」ため注意が必要です。
時には相場が分かりにくいのをいいことに、適正料金よりも高い見積り金額を提示する業者もいます。
こちらが無知でいると「業者の言い値」でいいようにやられてしまうのです。

しかし、引っ越し費用は簡単な方法で大幅に安くすることができます。
「あること」をするかしないかで費用が半額になることもあるのです。

そこでまずは、そんな引っ越し費用や業者選びのことに詳しくなりましょう。
これから引っ越しをするあなたへ、まず読んで欲しいことをまとめましたので、まずはここからお読みいただけたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です