【引越し初期費用マニュアル】引っ越しには全部でいくらかかる? 安くするには?

「あと数ヶ月で契約更新… これを機に引越ししようかな?」
「来月から新生活。ついに念願の1人暮らし!」

引越しのきっかけはそれぞれですが、引っ越しで心配なのは「引越し初期費用」、つまりは「いくらかかるのか」ですよね。

実際のところ、引っ越しには結構なお金がかかります。 しかも引っ越しに慣れていたりしない限りは、「何に」「どのくらい」のお金がかかるかのかもよく分からないですよね…

「初期費用って全部でどのくらいかかるの?」
「いつ支払うの?」
「何でそんなに高いの?」
色々な疑問が浮かびます。

そして何より知りたいのは「初期費用ってもっと安くならないの?」ってことですよね!

そこで今回は、初期費用に関するあれこれの疑問にしっかり答えていきましょう!
正しい知識を身につけて、費用の不安や悩みを少しでも解消しておきましょう!

1. 引越し初期費用って何? どのくらいかかるの?

まず、そもそもですが「引越し初期費用」っていったい何を指しているのでしょうか? どんなことにお金がかかってくるのでしょうか?

「引越し初期費用」というと「引っ越しを通してかかってくるお金全般」を指している言葉だと思いますので、具体的には以下の費用がかかってきます。

引越し初期費用
  • 引越し初期費用 = 賃貸物件の初期費用 + 引越し業者の費用 + 家具家電などの新調費用
  • 「賃貸物件の初期費用」の内訳
    • 敷金・礼金 (関西だと「敷金・礼金」の代わりに「保証金」+「敷引特約」の場合もある)
    • 前家賃・日割り家賃
    • 仲介手数料
    • 火災保険料
    • 保証会社加入料
    • その他「鍵交換費用」「害虫駆除費用」「クリーニング費用」「安心サポート加入料」など

① 賃貸物件の初期費用

この中で1番大きいのは「賃貸物件の初期費用」です。 一般的に、契約契約には「契約したい物件の家賃5〜7ヶ月分」程度の費用がかかると言われています。 たとえば、家賃6万円の物件に引っ越す予定ならだいたい30万〜40万円くらいの初期費用がかかるということです。

② 引越し業者費用

引越し業者の費用は荷物量や距離、シーズンによってだいぶ変わってきますが、単身引越しなら距離に応じて30,000円〜70,000円くらいだと思っておけばよいでしょう。

③ 家具家電などの新調費用

家具や家電などを新調するならそれにもそれなりのお金がかかります。 もし最低限必要なものをある程度新調したとすると、だいたい5万〜10万円程度の出費にはなるでしょう。

ということはこの計算だと、①〜③を全部合わせて40〜50万円以上の引越し初期費用がかかってしまうことになりますね…

さすがに高額ですよね… もう少し安くすることはできないでしょうか?

それでは、ここから、「初期費用は何でそんなにお金がかかってしまうのか?」そして「もっと安くする方法はないのか?」解説していきましょう!

2. 賃貸物件の初期費用

では、初期費用としてかかってくる費用について順番に解説していきましょう。 まずは1番主となる「賃貸物件の初期費用」について詳しくみていきましょう。

① 敷金・礼金

「敷金」「礼金」はよく聞くワードで聞き覚えがあるかも知れませんが、「敷金」については意外と誤解している方も多いです。

◎ 敷金

敷金の定義は実は最近まで曖昧なままだったのですが、2017年に公布された民法改正によりその定義がはっきり明文化されました。

敷金の定義
敷金とは「家賃滞納に備えて管理人に預けるお金」のことである。

一般的には「退去時の原状回復に充てるために預けるお金」だと思っている方が多いですが、法律上の定義は「家賃滞納に備えるため」なのです!!

ただし、家賃滞納をすることは稀であり、実際のところは誤解している人が多いことから分かる通り「退去時の原状回復費」に充ててその残りが返還されることが多いです。

ただし、その「原状回復」についての誤解やトラブルが多く、退去時の敷金返還は度々問題となっています。 詳しくは以下の記事をご覧下さい!

引っ越しで賃貸物件を退去する際は「退去費用」には要注意! 損しない正しい理解をつけよう

2020年3月17日

敷金の相場は以前は家賃2ヶ月分が相場でしたが、最近は初期費用を抑えたい人が多いため家賃1ヶ月分が相場となっています。

◎ 礼金

それでは、よく敷金とセットで用いられる「礼金」とはなんの費用を言うのでしょうか?

礼金とは?
礼金 = 「物件の大家さんにお礼の意味を込めて払う費用」

礼金は敷金と違って退去時の返還はありませんので、単純に費用としてかかってきます。 ただ、そもそもの話ですが最近は昔のように大家さんが居住者の面倒をあれこれ見てくれたりする文化もだいぶ薄れてきましたので、礼金の存在理由自体がちょっと希薄になってきているのも事実です。

そのため、礼金の相場は家賃1ヶ月分ですが、最近礼金なしの物件も多くなっています

最近はだいぶ少なくなりましたが、昔から西日本では「敷金・礼金」の代わりに「保証金・敷引き」を用いる文化があります。

「保証金」は敷金とだいたい同じで「家賃滞納や退去時の原状回復費に備える預け金」のことです。 ただし敷金よりも多めで家賃3〜5ヶ月分くらいの費用がかかることが多いです。

「敷引き」とは費用の名前ではなく、保証金についてのルールのことです。 保証金は「預け金」のはずなのですが「もし家賃滞納がなく原状回復費が掛からなかったとしても、保証金の一部は差し引きますよ」という決め事が「敷引き」です。

一般的に、「敷金・礼金」の方が入居時の費用は安いが退去時の返還も少なく、「保証金・敷引き」の方が入居時の費用が高くて退去時には多く戻ってきます。

なお、「敷金・礼金」や関西での「保証金・敷引き」については以下の記事でもっと詳しく解説していますので、気になる方は合わせて読んでみてください!

お部屋探しでよく聞く「敷金・礼金」とは? 敷金礼金なしの物件ってデメリットはないの?

2020年3月14日

② 前家賃・日割り家賃

賃貸契約をすれば当然毎月の家賃が発生しますが、家賃は基本的に前払いですよね。 そのため契約時に初月分および来月分の家賃をはじめに払うのですが、それを「前家賃」と言います。 また、初月は日割り計算になることも多いので「日割り家賃」と言う場合もあります。

前家賃とは?
  • 契約時に払う初月分・来月分の家賃のことを「前家賃」という
  • 前家賃のうち、初月分は日割り計算になるので「日割り家賃」ということもある。

日割り家賃について解説を加えておきましょう。 家賃は「その物件に1ヶ月間住まわせてもらうための費用」ですので、月の途中からの入居の場合、初月の家賃を満額支払うのはおかしいわけです。 ですのでその場合、1ヶ月分丸々ではなく家賃を日割り計算した分だけの支払いになるのです。

計算例を挙げてみましょう。 家賃6万円の物件に6/15から入居する場合に初期費用として払う前家賃は以下のようになります。

「家賃6万円で6/15入居の場合」の前家賃・日割り家賃の具体例
  • 6月分の日割り家賃 : (60,000円 ÷ 30日) × 15日 = 30,000円
  • 7月分の家賃 : 60,000円
  • よって前家賃は 90,000円 となる。

ちなみにですが、もしこの物件が家賃25日払いだとすると、最初の家賃支払は7/25になります。 7月分の家賃は前家賃として払ってしまっているので、6/25には家賃発生はありません。

ちなみに、当然ですが月頭からの入居の場合は日割り家賃は発生しません

もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で前家賃について解説していますので、参考にしてみてください!

引越し初期費用の「前家賃」って何? いくらかかる? 前家賃についてしっかり解説!

2019年9月4日

③ 仲介手数料

賃貸契約の際は、基本的に不動産会社に自分の条件に合った物件を探してもらい、様々な手続きを仲介してもらうことになります。 ですので、「仲介してくれる不動産会社に手数料としてお支払いする」のが仲介手数料です。 つまり、仲介手数料は不動産会社の「儲け」にあたる費用ですね。

仲介手数料とは?
  • 「仲介手数料」とは、入居希望社に物件を紹介してくれて大家さんとの契約を仲介してくれる不動産会社に支払う手数料のことである。

仲介手数料の相場は「家賃1ヶ月分」ですが、場合によって「仲介手数料ゼロ」や「家賃0.5ヶ月分」のところもあります。

仲介手数料について詳しいことはこちらの記事で紹介しています。 なぜ「仲介手数料ゼロ」の物件が存在するのかなどまで詳しく踏み込んで解説していますので、よかったら読んでみてください。

仲介手数料の相場は? 手数料ゼロ物件が成り立つ理由は? 仲介手数料と不動産業者の儲けの仕組みを詳しく解説

2020年3月15日

④ 火災保険料

賃貸契約をして部屋を借りた場合、「自分の部屋」と言っても実際のところ部屋の持ち主は大屋さんですよね。あくまでお借りしているものですので、契約終了時にはきちんとお返しする義務があるわけです。

だからこそ、火災や水漏れなどの万一のトラブルに備えるため、賃貸契約時には火災保険に加入することが義務付けられています

通常は不動産会社で案内された保険会社に加入することになっており、相場は1万円~2万円程度です。

⑤ 保証会社加入料

賃貸契約時には、多くの場合「連帯保証人」、つまり、万が一家賃の滞納が続いたときなどに保証をしてくれる人を用意する必要があります。 しかしながら連帯保証人を立てることが難しい場合もありますので、そういう場合連帯保証人の代わりに利用できるのが「家賃保証会社」です。

ただし、不動産会社によっては連帯保証人を立てた場合でも保証会社への加入が必須のこともありますので注意が必要です。

相場は家賃半月~1ヶ月分程度です。

⑥ 賃貸契約時にかかるその他の初期費用

これらの他にも利用する不動産会社や物件によって様々な初期費用がかかる場合があります。比較的多いのが以下の様なものです。

  • 鍵の交換費用
  • 害虫駆除費用
  • クリーニング費用
  • 安心サポート加入料

これらの項目は「オプション契約」のような側面がある一方で、多くの場合は契約必須と言われてしまいがちなところです。 しかし、うまく交渉できれば取り外して初期費用を安く抑えられる場合もありますので、正しい知識を身につけて交渉に臨むと良いでしょう!

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2020年3月21日

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2020年3月20日

3. 引越し業者費用

続いては、引っ越しの作業をお願いする引越し業者へ支払う料金についてです。

引越し料金の大きな特徴は、場合によって料金が大きく変わってくることです。

荷物の量引越し先までの距離利用するオプションサービスによって料金が左右されるのはもちろんですが、同じ引越し内容でも時期によって料金はかなり違ってきます。さらには、そのときの業者ごとの予約状況になどによっても案内できる料金が変わってきます。

下の表1は単身引越しの場合の費用相場をまとめたものです。

繁忙期以外(5月〜2月) 繁忙期(3月〜4月)
荷物が少ない場合 荷物が多い場合 荷物が少ない場合 荷物が多い場合
同一都道府県内の引越し 20,000 ~ 30,000円 25,000 ~ 40,000 円 25,000 ~ 40,000 円 35,000 ~ 50,000 円
違う都道府県への引越し 30,000 ~ 55,000 円 40,000 ~ 75,000 円 50,000 ~ 80,000 円 60,000 ~ 100,000 円

↑ 表1 : 単身引越しの費用相場

続いて以下の表2が家族での引っ越しをする場合です。 こちらは家族によって荷物量の幅が大きいのでその分費用相場の幅も大きくなっています。

繁忙期以外(5月〜2月) 繁忙期(3月〜4月)
2~3人家族 4~5人家族 荷物が少ない場合 荷物が多い場合
同一都道府県内の引越し 50,000 ~ 80,000円 70,000 ~ 100,000 円 65,000 ~ 120,000 円 95,000 ~ 140,000 円
違う都道府県への引越し 75,000 ~ 150,000 円 100,000 ~ 200,000 円 100,000 ~ 200,000 円 150,000 ~ 300,000 円

↑ 表2 : 家族での引っ越しの費用相場

4. 家具・家電・雑貨等の新調費用

賃貸契約にかかる初期費用や引越し業者費用の他にも、新生活を始めるとなれば何かとお金がかかってきます。特に、家具・家電を新たに購入しなければならない場合はそれなりの費用がかかってしまいますので、初期費用として無視できません。

一般的にですが、家具家電をすべて新調する場合、単身だとしても少なくとも10万円~15万円程度はかかってしまう場合が多いです。 そうでないにしろ何かと買うべきものが出てくるものなので、少なくとも5万円くらいは見ておいたほうがよいでしょう。

5. 引越し初期費用の相場と具体例

さて、初期費用としてどんな項目にお金がかかってくるのか把握できたところで、今度は費用面、すなわち実際に初期費用は総額どのくらいになるのかということにフォーカスを当てて整理してみましょう。

賃貸契約の初期費用は項目が多いので、表にしてまとめてみましょう!

相場 例 (家賃7万円/10日入居の例)
敷金 家賃1〜2ヶ月分 7万円
礼金 家賃1〜2ヶ月分 7万円
前家賃 家賃1ヶ月分 7万円
日割り家賃 家賃を日割り計算した分 (7万円 ÷ 30日) × 20日 = 約4万7千円
仲介手数料 家賃0.5~1ヶ月分 3万5千円
火災保険 1万~2万円程度 1万5千円
保証会社利用料 家賃0.5~1ヶ月分 3万5千円
鍵の交換費用 1万~2万円程度 1万5千円
合計 約家賃5~6ヶ月分 約35万円

表でまとめるとよく分かる通り、賃貸契約時だけでだいたい家賃5~6ヶ月分くらいは掛かってきます。 これに加えて引越し業者費用家具・家電等の新調費用がかかってくるので、自分のケースに合わせてその分の費用を上乗せして考えるとよいでしょう。

6. 初期費用はいつ払う? カード払いは可能?

以上のように、引越し初期費用はやはり高額です。 それだけのお金をすぐには準備するのはなかなか大変ですので、いつ支払うのかも気になるところでしょう。

そこで次に、その初期費用はいつまでに準備すればいいのか、またカード払いや分割払いはできないのか確認していきましょう。

(1) 初期費用の支払いタイミング

初期費用の支払いタイミングは、入居審査が通ったあと、本契約の前後に支払うのが一般的です。入居審査後、初期費用の支払い確認がとれてから本契約となる場合が多いでしょう。

場合によっては、審査前に「手付金」や「前払金」として一部だけ納め、審査通過後に残りを払うような場合もあります。 実を言うと「手付金」などのお金を要求することは認められていませんが、「1000円だけでもいいので」などと言われることは割と多いです。 注意しましょう。

(2) カード払いは可能? 分割払いは?

賃貸契約の初期費用はかなりまとまったお金が必要となりますので、準備が難しい場合もあるでしょう。 また、その後にかかってくる引越し業者の費用も安くないです。 そこで検討したいのが、クレジットカードが利用できないかです。

結論を言いますと、最近では初期費用の支払いにクレジットカード利用可の不動産会社や引越し業が増えています。カード払いができればカード会社との契約で分割払いやリボ払いも利用可能ですので、初期費用の支払いがかなり楽になります。

ただし、分割払いやリボ払いを利用すればその分利子がついて高くなることは覚えておきましょう。また、引越し費用については「クレジットカード利用手数料」がかかる場合が多いので、可能なら現金払いの方がお得です。

引越し費用はカード払いが可能! クレジットカードなしで「分割払い対応」の業者も紹介

2020年2月15日

7. 初期費用を安く抑えるには?

カードで分割払いにすれば初期費用の準備を最小限に抑えることはできますが、やはりイチバンに検討したいのはそもそもの初期費用をもっと安くできないかということでしょう。

結論から言えば、きちんと検討すれば初期費用を安くする方法ことは可能です。

以下、検討したいポイントを解説していきましょう。

(1) 敷金・礼金ゼロやフリーレントの物件を探す

まず検討したいのが、物件探しの段階で初期費用があまりかからない物件に絞って探すということです。

具体的に言えば、「礼金ゼロ」の物件は増えていますし「敷金・礼金なし」の物件もあります。 また、フリーレントと言って一定期間以上の契約を条件に、最初の数ヶ月分の家賃が無料になるような物件も存在します。

初期費用を抑えたい場合は不動産の担当者にその旨を伝えて、このような物件を紹介してもらうのも一つの手でしょう。

また、不動産会社が設定する仲介手数料も会社によって料金が違いますので、仲介手数料が安い、あるいは無料の不動産会社を通して物件を探すのも初期費用を抑える方法の一つです。

ちなみに紹介したフリーレント物件についてはこちらの記事でより詳しく解説していますので、よかったら参考にしてみてください!

賃貸物件のフリーレントとは? デメリット・注意点を押さえてお得に引っ越そう!

2019年9月23日

② 不動産会社や大屋さんと交渉する

契約時に不動産会社や大家さんと直接交渉してみるのも一つの手ではあります。

不動産会社へ支払う仲介手数料や大家さんへの礼金は交渉次第では安くして貰えたり無料にして貰える場合もあります。 特に、物件の入居者がなかなか見つかっていない場合なんかだと、早く空室を埋めたい大家さんが「礼金ゼロ」にしてくれることは多々あります。

また、オプション費用である「鍵交換」や入居前の「ハウスクリーニング」は不要とすることができればその分の費用を節約できることもあります。

③ 火災保険の契約内容を見直す

賃貸契約には火災保険の加入が義務になってはいますが、必ずしも不動産会社や大家さんが用意した保険会社を利用しなければならないとは限りません。 自分で保険会社を探して契約することで、火災保険の料金を大幅に安くできる場合もあるので確認・検討してみると良いでしょう。

場合によっては不動産会と保険会社が提携し、割高なプランを勧めて利益をあげている場合もあるようです。自分で保険を検討してみると1万円以上の節約ができる場合もありますので、手間にはなりますが一つの方法として検討してみると良いでしょう。

④ 家具家電付きの物件やシェアハウスを検討する

家具や家電の新調はかなり費用がかかりますので、この費用を抑えるために家具家電付きの賃貸物件を探すというのも初期費用を抑える手段として有効です。 家具や家電も一通り買い揃えると単身向けのものでも10~15万円程度はかかってしまいますので、この費用がなくなればかなり大きいでしょう。

また、シェアハウスなら家具家電付きの上に敷金礼金なし、フリーレント付きなどの物件もたくさんありますので、初期費用をガッツリ抑えたいのなら一つの選択肢です。

⑤ 月頭からの入居にする

初期費用を抑える手段として、すぐに入居せず翌月の1日入居にするという手もあります。

通常なら翌月分の前家賃+当月分の日割り家賃が一度にかかるところ、翌月の1日入居にしてしまえば前家賃のみの支払いで済むことになります。

⑥ 引越し費用を抑える

引越し業者費用は2章の説明で見た通り、時期や状況で費用の増減をかなり大きいので非常に検討の価値が大きいポイントです。同じシーズン・同じ引越し内容でも業者によって、あるいは各業者のそのときの予約状況などによって大きく料金が変わってきます。

費用がそれほど変わる理由は、業者ごとの配車状況が常に違っているからです。簡単に言えば、引越し屋さんに無理言って引き受けてもらうような依頼ですと高額になってしまいますが、予約状況にぴったりマッチするような引越しなら安く割引して引き受けることも可能ということです。

そのように、業者さんの予約状況に応じて見積もりが変わってきますので、出来るだけ多くの引越し業者に見積もりを出してもらって比較することがお得に引越しをするポイントです。

引越し費用を安くするには複数の引越し業者に見積もりを依頼すること、つまりは「相見積り」をすることが大変有効です。 引越し料金には明確な定価が存在せず、極端に言ってしまえば引越し業者の「言い値」になってしまう側面がありますので、ぼったくられないためにも複数業者の見積もりをとってもらって相場を理解し、価格競争させることが重要です。

相見積りをするには複数の業者に一括で見積もり依頼ができる一括見積もりサイトもありますので、それらを利用するのが便利でしょう。一括見積もりサイトについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、是非合わせて参考にしてみてください!

引越し費用が安くなる「一括見積りサイト」とは? 気をつけるべきポイントも徹底解説!

2019年12月16日

利用は無料ですので、まずは相場を知るためにも利用してみると良いでしょう!

8. まとめ

以上、引越し初期費用について、そもそも初期費用って何?ということから相場、さらには安く済ませるポイントまで一通りのことをみていきました。 最後にもう一度、大事なポイントをおさらいしておきましょう。

まとめ
  1. 引っ越し初期費用の相場
    • 引っ越しには初期費用として「新居の賃貸契約の初期費用 + 引越し業者費用 + 家具家電等の新調費用」がかかってくる
    • 新居の賃貸契約にかかる初期費用だけでも家賃5〜6ヶ月分程度かかってしまうのが相場
  2. 初期費用を抑える方法
    • 敷金礼金なしフリーレントの物件を探す
    • 仲介手数料の安い不動産会社を選ぶ
    • 火災保険を見直す
    • 家具家電付きの物件やシェアハウスを選ぶ
    • ひと月の途中からではなく、1日入居にする
    • 引越し一括見積もりサイトを利用して引越し業者費用を抑える
  3. 初期費用の支払いについて
    • 賃貸契約の初期費用は入居審査が通った後に支払いとなり、支払い後に本契約、入居開始となる
    • 引っ越し業者費用の支払いは引っ越し作業が終わったタイミングで支払うのが一般的
    • 最近では不動産会社も引っ越し業者もクレジットカードに対応しているところが増えているので、一度に支払うのが厳しい場合はカード払いにするのも有効

これで以上です!

初期費用についてしっかり理解し、節約できるところは節約してお得に引越しをしていきましょう!

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「引っ越し」はライフスタイルの変化のときです
どこへ行き、どこで時間を過ごすのか?
誰と過ごす時間が増え、家にいる時間をどう過ごすのか?
環境とともに、自然とライフスタイルが変わります。

そんな人生の中で大きな意味を持つ「引っ越し」というイベント。
少しでも「良い引っ越しだった」と思えるようにしたいものですよね。

でも、引っ越しは思っているより大変です。
新居選び、退去手続き、役所やライフラインの手続き、荷造り、引っ越し業者選び・・・
やることはたくさんあります。また、費用面も安くありません。

その中でも引っ越し費用はただ高いだけでなく、「相場がわかりにくい」ため注意が必要です。
時には相場が分かりにくいのをいいことに、適正料金よりも高い見積り金額を提示する業者もいます。
こちらが無知でいると「業者の言い値」でいいようにやられてしまうのです。

しかし、引っ越し費用は簡単な方法で大幅に安くすることができます。
「あること」をするかしないかで費用が半額になることもあるのです。

そこでまずは、そんな引っ越し費用や業者選びのことに詳しくなりましょう。
これから引っ越しをするあなたへ、まず読んで欲しいことをまとめましたので、まずはここからお読みいただけたらと思います。

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